排尿日誌とは、計量カップ、時計、紙、筆記用具をトイレに用意して、1日の排尿時間とその量を記録していくことです。
記録をつけていくうちに、自分が失禁しやすい時間帯を客観的に把握できますので、それよりも少し前の時間に排尿することで、リズムを整えるコツがわかります。
また、医師は排尿日誌を見ることにより、患者さんの詳細な状態を把握できますので、尿漏れの原因などをある程度予測することができ、どういった検査が必要で、どんな薬を処方すればいいのか選択する際にも役立ちます。
日誌には、起床時刻・就寝時刻、排尿量と排尿時間、尿漏れの有無と程度などを記録します。職場などでは計量カップを使うことは難しいので、量の記録は見た感じで「多い」「少ない」などでもOKです。
過活動膀胱に限らず、ほかの排尿障害で病院を受診した際にも記録をつけるように指導されますが、受診前に自分で記録をとっておけば、初診の際に手間が省けます。
過活動膀胱と診断された場合には、薬物療法のほかにも、水分摂取量の調節や膀胱訓練などの行動療法が行なわれますが、その際にはこの日誌が参考になります。