女性の尿漏れの原因と対策

過活動膀胱の一症状として起こる切迫性尿失禁

我慢できないほどの強い尿意が急に起こり、トイレに間に合わずに尿が漏れ出てしまうことを切迫性尿失禁といい、性別や年齢に関係なく起こります。女性では腹圧性尿失禁に次いで、多くみられるタイプですが、双方が混合している場合もあります。

尿意は、冷たい水に触ったり、水の音をきいたとき、トイレのドアノブに手をかけたとき、トイレで下着を下ろそうとしたとき、冷蔵庫を開けて寒気を感じたときなど、水や寒さ、トイレに関連する動作などがきっかけとなって、条件反射的に突然やってくるのが特徴です。

切迫性尿失禁の多くは、「過活動膀胱」の一症状として起こります。過活動膀胱とは、「我慢できないほどの強い病的な尿意があり、頻尿や失禁を伴う状態」のことで、膀胱と脳の連動がうまく行なわれていない状態を指します。

本来、尿意はある程度、自分の意思で我慢したり、排尿のタイミングをコントロールすることができるのですが、過活動膀胱では、尿意を感じてトイレに行くまでの間に、膀胱が勝手に収縮して自分の意思に反して尿を出してしまうのです。

近年の調査によると、40歳以上の8人に1人(800万人)に過活動膀胱の症状がみられるという結果が報告されています。このうち、切迫性尿失禁がある人は、約半分となっています。

過活動膀胱は、骨盤底筋のゆるみやたるみのほか、加齢も原因となります。女性の場合は、更年期を過ぎると、女性ホルモンの不足により膀胱の過敏性が増し、膀胱が異常に収縮して尿が漏れ出てしまうのです。

なお、切迫性尿失禁は膀胱炎や尿道炎、尿路結石などの病気で起こるケースもあります。これらの病気は尿検査などで簡単に調べられるので、切迫性尿失禁の原因となるような病気がないか泌尿器科で調べてもらいましょう。原因となる病気が治ってしまえば、尿漏れも治る一時的なものであることも少なくありません。

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