次の項目に該当する方は、過活動膀胱になりやすいので、生活習慣やトイレの習慣を見直して、予防と早期発見に努めましょう。
肥満の人
太っている人、特におなかの周りに脂肪がたくさんついている人の場合、膀胱が圧迫されて尿漏れの原因となります。脂肪、塩分、糖分の多い食品を控えて、バランスよく栄養をとるようにしましょう。適度な運動も欠かせません。
便秘の人
大腸に便がたまった状態でいると、膀胱が圧迫されて機能が不安定になり、それが原因で尿漏れが起こる場合があります。また、トイレでいきむ時間が長いため、骨盤底に負担がかかってしまいます。食物繊維や乳酸菌を多く含んだ食品を積極的にとり、便秘にならないようにしましょう。
運動不足の人
他の筋肉と同様に、骨盤底筋や尿道括約筋も加齢とともに衰えていきます。適度に体を動かすことにより、その衰えるスピードを遅くすることができます。また、上記の肥満と便秘の解消にもつながります。
水分摂取が多すぎる人
コーヒーや紅茶、アルコール飲料には排尿を促すはたらき(利尿作用)があります。頻尿や尿失禁のある人の場合、これらを飲むことによってさらにトイレが近くなったり、回数が増えたりと症状が重症化してしまいます。ほかに、夕食の以降の過剰な水分摂取は夜間の尿量増加につながりますので、飲みすぎには注意しましょう。
水分摂取が少なすぎる人
では、水分摂取を極力控えればいいかと言うとそう簡単ではありません。水分の摂取量が少ないと、少ない量の排尿を繰り返すようになり、だんだんと尿の濃度が濃くなって膀胱が刺激され、尿意が強くなると考えられているからです。